見たかった映画

教皇選挙の映画を見たかったのですが、以前チェックした時は夜間しか上映していなかったので諦めました。その後教皇フランシスコの逝去があり、見逃したことを残念に思っていました。一昨日夫の友人が、映画見に行く前にちょっと時間があるからと立ち寄ってくれました。彼が見に行くのはいつもアクションものです。帰る時に、「何の映画見に行くの？」と聞くと「教皇選挙」というのでびっくりしました。とっくに終わっていると思っていたのに、しかも昼間上映しているとは。その日はもう間に合わないので昨日見に行きました。これからまさに現実に教皇選挙が行われるので見たい人がいっぱいだろう思っていたのに、観客は少なくて、あれっと思いました。日本人にとっては興味のない話なのでしょう。
主役のレイフ・ファインズは好きな俳優の1人です。年取ったなあと思いましたが、その重ねた年が静かな重みとなっていて素晴らしかったです。始まる前、後ろの若者がポップコーンを食べる音がわずかに聞こえて来ましたが、始まってからはその音は全くしませんでした。音のない静寂の場面では、針を落としても聞こえるのではないかと思うほど観客席は静かでした。


庭にたくさんマーガレットが咲いて風に揺れています。蚊が出始める前の今の時期は最高です。鳩のオスが枝を咥えてブドウ棚の中に運び込み、巣作りをはじめようとしていました。それは困ると夫が言うので、かわいそうだけど邪魔して枝を取り払いました。