60代の終わりの日々の暮らし

スイカの糠漬け

スイカの糠漬け
7月7日、朝庭で羽化したばかりのクマゼミを見つけました。ドクダミの茂った草の中でももう1匹のクマゼミが羽をバタバタさせていました。庭でのセミの初鳴きが始まるのかと思ったのですが聞こえませんでした。セミにとっての梅雨明けはまだなのかもしれません。

野菜作りについて色々教えてくれる大橋さんのところにスイカを届けに行きました。家の畑の向かいでは、まだ小さなスイカが茎を切られたり穴をあけられたりする被害がでているよという話がでて、タヌキかハクビシンの仕業ではないかと言います。一株に数個しかできないスイカがカラスや害獣によってダメにされるのは悔しい事です。
スイカを食べる度に私にはある光景が浮かびます。母の実家の縁側で叔母さんが大きなスイカを切ってくれた事、でもまだあまり甘くなかったけどたくさんスイカが食べられるのが嬉しかった事。もう一つ、祖母か母がスイカの皮の糠漬けを作った事。先日兄にスイカをあげると、スイカの糠漬けが好きだと話すので、彼もその思い出があったんだとちょっと嬉しくなりました。
大玉スイカの皮は厚くて生ゴミが多くなるのが嫌だなあと思っていたので、食べて減らすという手があったかと早速緑の皮を剥いて白い部分を糠漬けしてみました。赤い部分も付いていたので、スイカの味もして妙だという夫の感想でした。糠漬けがとても上手だった姑だったのに夫は食べた事が無かったそうですから、これは美味しい不味いとか言う事では無くて、懐かしい味がするかしないかという事なのでしょう。

スイカの糠漬け


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