
庭の隅にフキノトウが顔を出していました。

この2羽の鳩は、よく飛んで来てはブドウの棚の上で相手を呼び合ったり、庭を歩き回って小枝を探したり、そして庭のいつも同じ場所でくつろいで昼寝しています。
最近感動した事。
絵本「いのちをいただく」と言う話をよみました。このはなしは食肉加工センターに勤務する方の体験談を基にした絵本だそうです。読んでいて何度も涙が出ました。私は子供の頃から肉嫌いで、肉というと小学校の給食の肉が食べられなくて一人残された記憶しかありません。大人になってからも食べなくてはと思って食べる事はあっても「豚や牛の命をいただく」という思いで肉を食べた事はありませんでした。これまでの自分を振り返って、なんて嫌な人間なんだと恥ずかしい思いがしました。肉に対する思いが少し変わりました。好き、嫌い、美味しい、不味いではなく、生き物の命をいただく、それを育てた人の思いをいただく、そして自分たちの健康が守られているのだと。尊い事、ありがたい事だと思うようになりました。
谷川俊太郎さんの詩、「生きる」を読みました。普通の事、当たり前の事が今生きているという事。それが言葉になるとキラキラ輝く不思議。そしてその中の言葉、「かくされた悪を注意深くこばむこと」これも生きるという事なのですね。若い時には自分はこの詩の良さはわからなかっただろうと思います。歳を重ねて、晩年になった今だからこそこの詩に感動できるのだと思いました。歳をとるって悪くない!
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